===================================================== Vine-2.6/ppc をネットワーク経由でインストールする方法 ===================================================== Vine-2.5/ppc から,FTP/HTTP/NFS 経由でインストール出来るようになりました. CD イメージを取得せずにインストールするには 以下の様なステップを踏む必要があります. 1) まず,ハードディスクに HFS パーティションを用意します. HFS+ (HFS 拡張) ではだめです. パーティションサイズは 100MB ほどあれば結構です. もちろん,普段 MacOS 用に使用している HFS パーティションで 空きが 100MB 程あるものでも構いません. 2) misc ディレクトリから live-2.6.sea.bin を取得します. これを展開すると live フォルダができますので 1) で用意した HFS パーティションに置いて下さい. 3) misc ディレクトリから Vine26_Default.sea.bin を取得します. 3a) NewWorld ROM 機 (iMac や B&W G3 以降のデスクトップ,Lombard 以降の PowerBook/iBook) の場合は,これを展開してできる Vine26_Default を MacOS のシステムフォルダがあるハードディスクのトップディレクトリに 置いて下さい (システムフォルダ内ではありませんので注意して下さい). 3b) OldWorld ROM 機 (上以外の古い機種) では, システムフォルダ内に Linux Kernels というフォルダを作成し, その中に Vine26_Default をコピーして下さい. 4) 同様に misc ディレクトリから ramdisk.image.gz を取得します. このファイルは展開しないで下さい. 4a) NewWorld 機 の 場合は 4) の ramdisk.image.gz を 3a) と同じ場所に置きます. 4b) OldWorld 機の場合は 7) の ramdisk.image.gz を MacOS のシステムフォルダ直下に入れます. 5a) NewWorld 機の場合は yaboot.conf.sea.bin と yaboot_1.3.6.sea.bin を 取得します.これを展開してできる2ファイルを 3a) と同じ場所に置きます. 5b) OldWorld 機の場合は misc ディレクトリから BootX_Extension.sea.bin と Boot_VineLinux.sea.bin を取得します. 展開して出来る2ファイルをそれぞれ機能拡張フォルダ,コントロールパネル フォルダに置きます. また,同様に misc ディレクトリから BootX_Settings.sea.bin を取得し, 展開して出来るファイルを初期設定フォルダに置きます. 6a) NewWorld 機の場合は,再起動して Command-Option-O-F を押し続けて下さい. そうすると白地に小さな黒い文字の Open Firmware コンソールが現れます. ここで以下のコマンドを入力し,return キーを押して下さい. boot hd:,yaboot 万が一これで起動しない場合は,yaboot の置いてある (つまりシステムフォルダのある)パーティション番号を加えて下さい (下の例ではパーティション番号が 8 だと仮定しています). boot hd:8,yaboot なお,この場合は同様の変更を yaboot.conf にも行う必要があります. 6b) OldWorld 機の場合は,再起動してしばらくすると BootX の パネルが現れます.ここで Linux というボタンを押して下さい. 7) インストール途中でネットワークインストール指定用の ウィンドウが現れます.ここで FTP/HTTP/NFS の指定を行って下さい. ======== MATSUBAYASHI 'Shaolin' Kohji Last Updated: Saturday, October 22, 2002