===================================================== Vine-2.1/ppc をハードディスクからインストールする方法 ===================================================== CD イメージを取得せずにインストールするには 以下の様なステップを踏む必要があります. 1) まず,ハードディスクに HFS パーティションを用意します. HFS+ (HFS 拡張) ではだめです. パーティションサイズは 600MB ほどあれば結構です. もちろん,普段 MacOS 用に使用している HFS パーティションで 空きが 600MB 程あるものでも構いません. 2) 次に,この ftp ディレクトリから RPM ディレクトリを全部取得します. 取得には Fetch を推奨します. 3) 取得した RPM フォルダの名前を software に変更して 1) で用意した HFS パーティションに置きます. 4) 次に misc ディレクトリから live-2.1.sea.bin を取得します. これを展開すると live フォルダができますので これも 1) で用意した HFS パーティションに置いて下さい. 5) 同様に misc ディレクトリから maps-2.1.sea.bin を取得します. これを展開すると maps フォルダができますので これも 1) で用意した HFS パーティションに置いて下さい. 6) misc ディレクトリから Vine21_Default.sea.bin を取得します. 6a) NewWorld ROM 機 (iMac, iBook, B&W G3, G4, Lombard 以降の PowerBook) の場合は,これを展開してできる Vine21_Default を MacOS のシステムフォルダがあるハードディスクのトップディレクトリに 置いて下さい (システムフォルダ内ではありませんので注意して下さい). 6b) OldWorld ROM 機 (上以外の古い機種) では, システムフォルダ内に Linux Kernels というフォルダを作成し, その中に Vine21_Default をコピーして下さい. 7) 同様に misc ディレクトリから ramdisk.image.gz を取得します. このファイルは展開しないで下さい. 7a) NewWorld 機 の 場合は 7) の ramdisk.image.gz を 6a) と同じ場所に置きます. 7b) OldWorld 機の場合は 7) の ramdisk.image.gz を MacOS のシステムフォルダ直下に入れます. 8a) NewWorld 機の場合は yaboot.conf.sea.bin と yaboot_0.8.sea.bin を 取得します.これを展開してできる2ファイルを 6a) と同じ場所に置きます. 8b) OldWorld 機の場合は misc ディレクトリから BootX_Extension.sea.bin と Boot_VineLinux.sea.bin を取得します. 展開して出来る2ファイルをそれぞれ機能拡張フォルダ,コントロールパネル フォルダに置きます. また,同様に misc ディレクトリから BootX_Settings.sea.bin を取得し, 展開して出来るファイルを初期設定フォルダに置きます. 9a) NewWorld 機の場合は,再起動して Command-Option-O-F を押し続けて下さい. そうすると白地に小さな黒い文字の Open Firmware コンソールが現れます. ここで以下のコマンドを入力し,return キーを押して下さい. boot hd:,yaboot_0.8 万が一これで起動しない場合は,yaboot_0.8 の置いてある (つまりシステムフォルダのある)パーティション番号を加えて下さい (下の例ではパーティション番号が 8 だと仮定しています). boot hd:8,yaboot_0.8 なお,この場合は同様の変更を yaboot.conf にも行う必要があります. 9b) OldWorld 機の場合は,再起動してしばらくすると BootX の パネルが現れます.ここで Linux というボタンを押して下さい. ======== MATSUBAYASHI 'Shaolin' Kohji Last Updated: Wednesday, October 25, 2000