===================================== Vine Linux General Public License 1.1 ===================================== 本文書は、Vine Linux に関するライセンスを定めた ものである。Vine Linux の利用および再配布の際には、 以下の条件を満たさねばならない。 1 Vine Linux の定義 「Vine Linux」とは、Project Vine が「Vine Linux」 と定めて公開するディストリビューションの内容、およ び構成する物件すべてを指す。また、特別に Project Vine が「Vine Linux」であると認定したものは、これ を「Vine Linux」であるとする場合がある。 1.1 編集著作件 「Vine Linux」の編集著作権は Project Vine にある。 2 再配布 「Vine Linux」は、Project Vine が商用版と認めるも のを除き、ftp 等で入手できるものは自由に再配付する ことができる。ここで定める商用版とは、株式会社技術 評論社が発売するソフトウェアパッケージをさす。 再配布に際しては、必ず Project Vine に事前報告し、 可能な限り配付数を報告することが望ましい(特に CD- ROM を配布媒体とする場合)。これは、後述の Netscape 社との契約により、配布数を報告するために必要である。 ただし、私的な再配布については、報告の必要は無い。 また、再配布する場合、内容を改編して「Vine Linux」 と呼称することを禁止する。 3 内容物の著作権 「Vine Linux」に含まれるすべてのソフトウェアおよ びデータの著作権は、各々のソフトウェアおよびデータ の作者にある。また、各々のソフトウェアおよびデータ の再配布条件は、各々の再配布条件に従う。 Vine Tools については、特別に 4 項に定める。 4 Vine Tools の再配布 「Vine Linux」に含まれる Vine Tools(Vine Linux 1.1 においては vmail、vedit を指す)の再配布につい ては、次のように定める。 Vine Tools は、「Vine Linux」以外のディストリビ ューション(Slackware など)の一部として組み込まれた 形での再配布は禁止する。具体的には、各ディストリビ ューションが配布するディレクトリツリー以下に Vine Tools を収録することは禁止するが、全く関係ない位置 に VineTools 等のディレクトリを別途作成し、そこに 収録して配布することは問題ない。 この制限は、再配布を禁止するものでなく、Vine Linux 以外での Vine Tools 使用時には、個別にインス トールされることにより、その存在をアピールすること が目的の物である。 5.Netscape Communicator 「Vine Linux」に含まれる Netscape Communicator は、 Project Vine が Netscape 社の許可を得て改変および 収録しているものである。「Vine Linux」に含まれる Netscape Communicator の内容を改変しての再配付は禁 止する。また、再配付する場合には、Netscape 社に配 布数の報告が必要なため、可能な限り配付数を Project Vine に報告することが望ましい(特に CD-ROM の場合)。 6.免責事項 「Vine Linux」に起因するあらゆる問題(データの紛失、 営業の中断、ハードウェアの故障等)について、Project Vine とその関係者は一切の責任を負わない。